NIPT検査の流れ
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STEP1
認証医療機関で予約をする
NIPTに関する遺伝カウンセリングの予約をします。
妊婦健診で通っている医療機関が、認証医療機関である場合
担当医にお早めにご相談ください。受検できる週数:9週以降
妊婦健診で通っている医療機関が、認証医療機関ではない場合
妊婦健診の担当医にご相談のうえ、希望する認証医療機関での受診予約をしてください。受診予約の方法は医療機関により異なりますので、妊婦健診の担当医または受診を希望する認証医療機関にお問い合わせください。
なお、webサイトに検査の説明や予約方法の詳細が掲載されている医療機関や、web予約を行っている医療機関もありますので、あわせてご確認ください。 -
STEP2
検査前遺伝カウンセリング
NIPTを受ける前には、原則カップル同席で、専門家である遺伝関連の専門医または認定遺伝カウンセラーによる遺伝カウンセリングを受けます(30分~1時間程度)。
検査前の遺伝カウンセリングは、遺伝や検査に関する適切な情報を十分に理解し、検査を受けるかどうかカップルで判断することなどを主な目的としています。
具体的には、- ここまでの妊娠の経過や過去の出産経験などの問診
- 出生前診断(検査)の種類や方法
- 検査によってどのような疾患がわかるのか
- 検査の結果をどのように解釈したらよいのか
- 検査の結果を受けて、どのように意思決定をしたらよいのか
などについて、丁寧な説明と遺伝カウンセリングを行います。
この遺伝カウンセリングは、遺伝医療に関する専門的な内容を含むため難しい部分もあるかもしれませんが、NIPTをきちんと理解して受けるために必要なものです。
遺伝カウンセリングを受けることで、疑問に思うことや改めて考えることがでてくるかもしれません。些細な疑問だと思っても、必ず遺伝関連の専門医や認定遺伝カウンセラーに質問し、納得するまで相談をするようにしましょう。 -
STEP39週以降採血
NIPTは、採血のみの検査です。
採血は、検査前の遺伝カウンセリングと同じ日に行う医療機関もあれば、後日改めて行う医療機関もあります。 -
STEP4
検査後遺伝カウンセリング(結果報告)
検査を受ける医療機関によりますが、検査結果は、採血から1~2週間後に知ることができます。
検査後は、
- 検査の結果(「陰性」「陽性」「判定保留※」)をどのように理解すればよいのか
- 必要に応じて、検査前の遺伝カウンセリングでの説明内容について、再度確認
- 検査の結果を受けて、さらに確定的検査を受ける必要があるのか
などについて、遺伝関連の専門医または認定遺伝カウンセラーから遺伝カウンセリングを受けます。
判定保留とは、陰性でも陽性でもないことを表します。採血した血液中のDNA量が足りない場合や、投薬の影響で検査結果が出なかった場合などに起こります。